特別支援級は、
生きる力をつけるところ。
「こんなにたくさん
覚えたことがあったよ」
小学校三年生の男児が自らつづる
特別支援級で学んだ一年の成果
「障害があったって
自分次第で
幸せな人生が送れる。
そういうことを教えてくれる大人が
いつも僕たちのそばに
いてくれるといいと思います」
僕たちは 発達しているよ
中田大地 著
――目次――
● はじめに
● 二〇一〇年一月 大地、小学校二年生の冬
特別支援学級は楽しい!
まえがき
「自閉症」「アスペルガー」ですと言われたら…
自閉症の博士に会いに行く
おひさま(支援級)で勉強するということ
おひさま学級に行ってよかったこと
おひさま学級が役に立つところ
おひさまに行って悪かったこと
日本語は難しい
便利な人、便利じゃない人
新しい修行はやっぱり怖い
正しいことばかりが通るわけじゃない
思い通りにならなかったとき
得意なこと・苦手なこと
僕の勉強
僕のトレーニング
苦手な修行
大人になったら
自閉症を治したいですか?
僕は発達する
● 大地、小学校二年生の冬
「僕は発達しました」僕の取扱説明書2
はじめに
髪
頭
目と耳
鼻
口
手・指
足
服
食べる
おしっこ・うんち
登校・下校
学校
交流学級
家
パニック
お風呂
男と女
人
書くということ
おわりに
● 診断・告知
僕に診断が出た
僕は反抗期です
栗林先生から大地への告知
大地から栗林先生へ返事
栗林先生から大地へ返事
大地から皆さんへ
岩永竜一郎先生から大地君へ
岩永先生へ
本山先生と過ごした一年
● マンガ 本山先生
● マンガ 新学期への不安
● マンガ 新しい担任
● 三年生の大地の修行
四月だ! スタート!
交流でのお勉強が増えた!
三年生の目標
診断では革命は起きなかった
● 介助員さんとの思い出
● マンガ みんな仲間
● おひさま学級の仲間たち
● 博士たち
栗林先生のこと
岩永先生からの宿題
大大大博士が教えてくれたこと
苦しいのをとる修行
● マンガ 100点
● あとがき