ニキ・リンコさん、そしてみなさん
特別支援教育に
何を望みますか?
アメリカのIEPを「あくまで参考」に、
日本の自閉っ子支援策を考えてみよう。
自閉っ子、深読みしなけりゃうまくいく
ニキ・リンコ+仲本博子 著
――目次――
●マンガ 新橋烏森の変
●ニキ・リンコさん、特別支援教育に何を望みますか?
トニママとの出会い
●あんまり行きたくないアメリカに行くワケ
親デバイド
食べ物と遺伝子
色々な人がいる
実は日本ってけっこういい
●マンガ アメリカンフード
●トニママ、語る パート1 早く診断受けてよかった
トニー誕生
公園デビュー
人に興味がない我が子
心配しすぎでもいい
診断がつかない!
アメリカの友人には診断がついた
検査を待つ間
診断はスタート
スタンフォードでの診断
親が診断を受け入れやすい環境
●診断されるのはトクなんだ!
実は大変浅いワケがある自閉っ子の振る舞い
診断を受け入れやすい風土の条件
遺伝で何が悪い
意外と安上がりでは? アメリカの療育
自閉を科学的にとらえる
足りないのは知識
日本の方が個性重視?
気にしすぎ、は続いているのか
ニキによる定型発達研究
無用な深読み、「心の闇」系解釈
●マンガ 車で覚える
●トニママ、語る パート2 診断を受け入れやすいワケ
診断を手に交渉が始まる
違うのがあたりまえの社会
IEPとは?
親の義務、学校の義務
●マンガ 留守番
●診断後、すぐに手を打てるのがいい
早期介入がいちばん大切
親の負担が多い日本、学校の負担が多いアメリカ
天才児も支援の対象
「税金返せ!」
格差社会とIEP
●マンガ とんちんかんな「心の闇」
●トニママ、語る パート3 IEPの現場から
サイコロジストに案をもらう
作業療法
ゴールを設定する
●自閉っ子の未来計画
自閉は治る?
四種類の診断書
IEPはしんどい?
身体の問題がわかっている
自閉っ子療育民営化の現場
道徳論のせい? 高くついている日本の療育
情報が一貫して共有されるのはいい
アメリカなりの縦割り行政
親の横暴はまかり通っていいのか?
子どもの未来へのかかわり
官は全然関与しなくていいのか
●ちょっとティーブレーク
●トニママ、語る パート4 ゴールに向かって
自閉児クラスへ
●いいとこどりから始めてもらいたい
駅前留学はどうしてOKなの?
IQいくつ?
IQより体力?
普通学級万歳はどうなのか?
●トニママ、語る パート5 普通クラスへ
「あれができるから、これができるだろう」はまちがい
バイトができなくなったワケ
学力と生活力を切り離して考える
特別支援学級の一日
エイドの役割
ずるいって言われない
放課後の問題
●トニママ、語る パート6 親としてのチャレンジ
現在のトニー
●ニキさんの希望
子育てしてから教師になる
日本にとりいれたいもの
生きてるだけでめっけもの
●マンガ IEPとは?