知的障害は治りますか?

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これまでも、治った人はいた。
これからも、治る人はいるだろう。
そして、これからは、治る人が増えるだろう。

知的障害が治る現場を見てきた心理士が
そのプロセスを語る。

知的障害は治りますか? 目次

はじめに

Part 1
知的障害に関して改めて考えてみましょう

まず、整理しておきましょう。
知的障害とは、何でしょう?

次に確認しておきましょう。
知的障害は「絶対に」治らなければいけないものなのでしょうか?

治るのなら、全員「完治」するのでしょうか?

実は知的障害の診断って、結構大雑把です。

二次障害・三次障害が治ると知的障害にはいい影響がありますか?

本当に知的障害なのでしょうか?

知的障害が治るかどうかを今考えてみる三つの理由

知的障害が治るとどのようなことが起きるのでしょう?

行政は知的障害者の発達を本気で援助しているのでしょうか?

IQが上がることはいいことなのでしょうか?

いったん診断されても一生知的障害と言い切れない時代がやってきましたよ!

知的に伸びてもまだ健常者にならないのなら治そうとする努力は無駄なのでしょうか?

国や自治体からもらうお金は成長よりも大切なのでしょうか?

知的障害の人が置かれている世界を想像してみましょう。

☆ コラム
私に大切なことを教えてくれた人 その1 誰にも告げていなかった夢をかなえたあの人

主体性を育む機会は日常生活の中にあります!

親の「治るはずがない」という気持ちは治るのでしょうか?
治さなければいけないものなのでしょうか?

医療・福祉・教育そして家庭
それぞれの役目を「弁える」のが大事。

子どもの頃遅れを指摘されたけれども健常域で働いている人たち。

☆ コラム 私に大切なことを教えてくれた人 その2 個性を保ったまま課題を乗り越え健康な働く大人になった人

☆ コラム 私に大切なことを教えてくれた人 その3 親御さんに真価を見極める目があった方

薬や療育は本当に必要なのでしょうか?

【まとめ】


Part 2
未来への希望を親子で養う

親の中で、子の中で
未来を思い描く力はどうやって培われるのでしょうか?

大人と子どもが遊ぶことの効果

遊びを通して未来を夢見る力を養う

知的障害があっても、反抗期は必要

知的障害があっても、ファンタジーは大事

信頼関係の中で生きる

☆コラム 私に大切なことを教えてくれた人 その4 あきらめないで希望を持ち続けることの素晴らしさ

関係性を紡ぐ中で知的発達が起きる

治っている仲間は何をやっているのでしょう?

一緒に豊かな時間を過ごすと癒やされる

☆コラム 食べるものの大切さ(愛甲修子)
☆コラム 快食・快眠・快便の移り変わり(浅見淳子)

Part 3
神経発達の目詰まりを取る


トラウマ、愛着障害への対応で
知的障害が治るのはなぜですか?

そもそも知的障害の人はトラウマを抱えやすいのでしょうか?

発達する力を信頼できない場合はどうすればいいのでしょうか?

「一生治らない」と言い切らないのが最大の親支援ではないでしょうか?

トラウマ治療法を選ぶ

脳を含めた神経系の健康を目指そう

付録エッセイ
医療が発達障害を治せないのはなぜか?

お医者さんに発達障害が治せないわけ

症状は自己治療

症状とは何か

不安と恐怖

しつけと仕付け糸

「気持ちがいい」のすすめ

自分でできるトラウマ治療

発達障害を治すのは誰か

思春期

治そう発達障害

本書と一緒に読むといい本
その他参考文献